DIO(AF34型) レストア日記 12月8日 4日目

昨日に続いて今日も早めに出勤しなければいけませんので早起きです。
ただ、今日やることといえばブレーキ交換のみなのでそこまで焦る必要はありません。
ブレーキ交換くらいは一瞬で終わります。

 

連日の晴天に感謝。作業が予定通りに進みますね。
ほぼ完成といってもいい出来のDIO。もうあと少しでお別れです。

そう、このDIOは会社の先輩の元へ養子縁組されることが決まりました。というか決まってました。
それもあったのでここまでハイペースで仕上げてた、ということですね。

どうせ直すなら、満足のいくものに仕上げたいですからね。その辺は抜かりなくやる、と。

 

ブレーキ交換といったらコレ。2tまでOKの油圧ジャッキです。車載用のジャッキでもいいですし、
レンガなどを積み上げてもいいでしょう。持ち上げるというよりは、タイヤの付いた状態の高さに支えておく
といった感じなので。

で、今回は前輪のブレーキを交換することにしました。両方とも交換が理想ですが、お店には一つしかなかった
ので…。で、よーく作動力を比べてみると前輪の方が効きが悪かったということです。

 

後輪ブレーキを思い切り握ったショット。ここが限界です。まだインジケーターは余裕があります。
つまり、シューはまだ残っているということですね。

 

こちらは前輪ブレーキを思い切り握ったところ。フニャってします。頼りない…。
まだ調整して遊びを少なくすればいいかもしれませんが、所詮純正ブレーキなので効き方が弱いです。

 

というわけで、後輪ブレーキにはもう少し頑張ってもらうとして今回は前輪ブレーキ交換の作業です。
タイヤを固定しているこのアクスルシャフトを抜き取ります。

 

はい、タイヤが外れました。簡単過ぎてコメントに困ります。
ブレーキ交換やったことない人は、とにかくタイヤを外しましょうw

 

これがブレーキシュー。ブレーキを握るとこのシューが左右に広がって、タイヤの内側の壁に当たり、
タイヤの動きを止めるわけです。至って簡単な機構。

 

というわけでタイヤの内側もブレーキの作動力に関係してきますので、ブレーキパーツクリーナーで
強力に脱脂しておきます。画像は噴射中です。

 

このブレーキシューに交換します。KITACOのノンフェードブレーキシュー。

 

KITACOのシューを組み立てます。バネを引っ掛けるだけです。
形状比較してみました。コメントは特になし。

 

はい、組み込みました。多少広げるのに力が要りますが、そこまで怪力は必要としません。

 

こんな感じにスリットが入っています。

 

作業完了〜w 本当に簡単です。あとは遊びの調整をするだけですね。

 

   

遊び調整はこのピンク色で示したナットを回すだけです。右に回すと遊びが少なくなります。
左に回すと遊びが多くなります。手で回せますよこれは。

ブレーキシューが減ってくると遊びは多くなりますね。そしたら右に何回か回す。
回し過ぎると、握ってないのにブレーキがかかった状態になっちゃいますので、タイヤをくるくる回しながら
調整したほうがいいですね。

もうこれ以上右に回せん!!っていうところまできたらブレーキを交換しましょう。

 

前輪ブレーキもこんな具合になりました。カチっとした握り心地です。
取り付け後は、多少ブレーキがキーキーと鳴ると思いますが、角がとれてくると音は自然に消えます。
キーキー鳴るのが嫌いな人は、取り付ける前にシューの角を少しだけ削ってやるとよいです。

 

で、時計を見るとまだ15分しか経っていません。

これはさすがにつまらないなぁ…ということでこんなものをつけてみようと思います。

 

実際に昔使ってたやつなんでちょっと汚れていますが。
これを付けることにより、ナンバーの空力抵抗が無くなります!と、パッケージに謳ってありましたw
速い原付には欠かせないですね!

 

取り付け後です。いたって普通です。

分かり易いように横から見て見ましょう。

 

 

空力抵抗100%時。これではなかなか前に進みませんね。

 

空力抵抗60%時。最高速5キロアップ。おしゃれ度2%、国家権力に対する威嚇40%アップ。

 

空力抵抗ほぼ0%時。最高速10キロアップ。おしゃれ度5%、国家権力に対する威嚇70%アップ。

 

ベンチュリー効果による後輪の接地力アップ。トラクション向上に伴い、加速力大幅アップ。
国家権力によるプレッシャーにより度胸数倍上昇、信号も止まれない速さに!!!

 

後ろから見てみましょう。確信犯ですねw

 

手を上に伸ばして撮影してみました。つまり撮影ポジションは地上から2m以上。
トラックでもナンバー見えませんw

 

軍手とか付けちゃったらもうヒーロー間違いなし!

※ナンバー隠蔽は道交法違反です。注意ではなく罰則が付きますので、公道ではやめましょう。

 

と、お遊びはここまでにしておきましょう。

ちょっと気になったのですが、Wolf50とDIOではどちらが燃費がいいんでしょうか?
DIOが手元を去る前に検証してみるのもおもしろいということで、今日と明日の2日間はこのDIOで会社へ
出勤してみようと思います。

出来るだけ、もっとも悪い燃費をたたき出したいと思っていますので、計測条件は下記のようにします。

・急発進、急加速励行
・前が詰まるまでフルスロットル

この2点です。死なない程度に実行してみます。

 

まずはODOメーターを保存。ガソリンスタンドで撮影しました。距離は現時点で2445.1(6)キロ。
え?店員の視線? そんなものは気にしません。

 

ガソリンは、給油口に見える横棒と同じ高さに水面がくるまで給油します。
ちょっと確認しづらいですが、ここを満タンと位置づけました。

 

いい天気だ…このまま夏になってくれんかなぁ…
と思いながら走ること約20分。

 

会社の近くでまたまた記念撮影。パーキングメーターに前輪を固定させて頂きました。
役に立ってます、パーキングメーター。

え?サラリーマンの視線? 気にしない気にしないww

 

明日は最終調整に入ります。納車準備ですね。

 

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