RG50E作業記録 12月26日分 B

 

さて、それではエンジンがとりあえずかかる状態にしてみたいと思います。
一つ一つ確認していけば、大抵大丈夫なものです。

まずはキャブを分解・清掃してみます。

オークションの文章によれば、キャブは前々オーナーが分解清掃したらしいです。
ただ、エアクリーナーボックスが付かなくなってしまったと。

そのため、キャブとエアクリの間に少し隙間が開いています。どれだけ前に分解したのか分からないので
中身を見てみます。動かないバイクの原因はたいていこのキャブに問題あり。

キャブまわりをすっきりさせる為、まずはエアクリーナーを外します。

左サイドカバーのネジをはずします。
今日はM君に撮影を任せました。いつもよりもスムーズに作業が進みますw
M君!最高の写真を撮ってくれよっ!!

 

はい、取れました。
黒いのがエアクリ、白いのはオイルタンクです。

 

中のスポンジはどうなっているのでしょうか?
今までの経験では、RG50やRG50Γのスポンジは触った瞬間にボロボロと崩れました。

 

お、なにもありませんでした。この方がありがたいw
吸気効率を上げるためにわざとこのようにしたのでしょうかね??

このボックスは裏から固定されています。
つまり、反対側のカバーをあけて、バッテリーもとらないといけません。ちょっとだけ面倒。

 

 

反対側のカバーをとりました。年代物のバッテリーなのかな?
スケルトンですw

 

 

バッテリー液は皆無。ご臨終なさっていますので廃棄しましょう。

 

役目を終えたバッテリーがなんか寂しそうですw

 

バッテリーを取っぱらったら、バッテリーホルダーを外します。
ネジが腐食しているので、慎重に。ナメって回せなくなったら、ドリルでぶっ飛ばしますw
結構固着していたので、ここで少々怪力を発揮しました。

 

楽しそうな俺の姿を盗撮されました。
このアングルは地肌が見えてしまうからマズイw よって30点。

 

バッテリーホルダーをとりました。真っ白です。27年分の砂埃が溜まっています。

 

エアクリーナーボックスを固定している2本のネジを外します。

ちなみに、この手の硬い樹脂製のエアクリは、ドライヤーやライターで暖めてやると
簡単にキャブにはめれます。

 

はい、ボックスを除去しました。スッカラカンです。

 

対応車種?このGTやTSはRGを元に設計されたんでしょうね。
多分フレームは一緒ですねw

ここまできて、やっとキャブが取り外せるようになりました。

 

フューエルホースを外します。タンクにはガソリンは皆無なので漏れる心配無し。

 

次にスロットルバルブを外します。左にくるくる回すだけです。

 

ピントが合ってない…w
ニードル、バルブ共にピカピカです。これは安心。

 

そしたらキャブ本体をシリンダーから外します。ガンマは金属バンドで留めてありますが、
RG50Eはナットで締めてあります。10mm。

 

うむ。取り外し完了。

 

 

 

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