作業記録10 素人なりのポート加工

ポート加工についてはこちら(作成中)をご覧下さい。
失敗すると遅いバイクになります。しっかり知識をつけた上で行なうのが普通ですw

(この加工を行なったのは12月初旬です。まだ知識もままならないまま、訳もわからずやってみましたw)

 

前回はシリンダーを交換し、まともに走れるようにはなりました。

が、ここで満足しないのが俺ですw
今回はポート加工をやってみることにしてみました。

またまたシリンダーを外します。
その作業工程は割愛w

これが排気ポート。

このポートを大きくしてみようと思います。

どうもHPで調べた結果、上下にはあまり広げずに左右に広げると良いということが分かりました。
ボア径の70%が広げる限界みたいです。それ以上やると、ピストンリングが引っかかるそうな。

とりあえず、優秀なドリルで削ってみました。

 

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右が加工後の画像です。なんとなく広くなっているのが分かると思います。
とりあえず広げてみました。弦長とかあまり気にしていませんが、純正よりは大きく。

 

シリンダーを裏から覗いたものです。ここも削る要素があります。

 

このように加工しました。わかります??

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柱を削るわけです。ここは1次圧縮された空気が通過していく場所です。
できるだけ、空気の流れをスムーズにしてやるために削りました。

2サイクルの仕組みは別で説明しますね。結構複雑ですので。

といあえずこれだけやってみました。ポート加工関連は以上です。
無茶なことはやってないんで、遅くなることはないでしょう。速くなってるかは分かりません。

次に、ヤフオクで落札したカーボンリードバルブなるものの装着です。
近くの南海部品さんの出品でしたので、直接取りにうかがいました。

こちらがリードバルブ。1000円で落札です。

 

カーボン製です。結構弾力がありますね。これが開いたり閉じたりするわけです。
その開閉の動きが早いと、アクセルのレスポンスもあがるということです。

 

組み込みました。交換方法は至って簡単です。ドライバーで2本のネジを緩め、
ガイドを外して純正のリードバルブといれかえるだけです。

ここでちょっと加工してみました。
このリードバルブのガイドを少しだけ広げます。

そうすることで、リードバルブの開き角度が大きくなり、吸入抵抗が減るという考えです。
ただし、やりすぎてもクランクケースに干渉するだけですのでほどほどに。

あとはエンジンを組みあげて終わり!

シリンダーガスケット1枚とヘッドガスケット1枚。ともに純正品です。
このガスケットを重ねて使うと、お気軽にエンジン特性を変更できるらしいです。
が、今回は排気ポートを大きくした結果が知りたいのでそのまま。

 

では、組み込み後のインプレです。

まず一番分かるのは、排気音が大きく力強くなったということ。
それはマフラー側の音量は変っていないんですが、マニホールドから出る音が大きいのです。

ようするに、排気ポートを拡大したことにより、排気ガスが一気に外に排出されるようになった証です。
今まではマフラーからパンパン聞こえるだけでしたが、今回の加工によって
明らかにエンジンからパン!パン!という音がしています。マフラーの音が分からないくらい。

で、走行してみましたが、これが速いw 一番変ったのはパワーバンドのドッカンさ。
これには驚きました。たかだか1mmくらい大きくしただけで、ここまでパワーが上がるなら
やらなきゃ損ですね。

しかし、ちょっと距離を走行すると、熱ダレのせいなのか知りませんが
ノーマル並みの加速に戻ってしまいます。これはなんでだろう?

ちなみにリードバルブの効果ですが、いまいち良く分かりませんw
ポート加工と同時に装着したのがまずかったのかもしれませんねw

 

 

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