作業記録11 オーバーフロー直し
 

前回、ポート交換をやったものの、よく考えたらキャブを掃除していませんでしたw
で、キャブの中を見てみたところ、フロートがなぜかばらばらになって出てきました。

このように、使い物にならなくなっています。キャブの中でも、実際に機能していたのは
片方だけだったんでしょうw

で、Γのキャブからフロートを移し変えてみたんですが、このΓのものは
穴が空いてるんですよね…

はんだで埋めてみようとするものの、下手なのでうまくできませんでした。
はんだこてにくっついて、フロートにはんだが残ってくれません。

仕方ないのでそのままつけちゃいましたw

すると、ガソリンがだだ漏れ状態w
走行中はいいんですが、信号でとまるとキャブからドボドボとタレ流れてきます。
燃費最悪w

ということで、新品のフロートをWebikeで注文しました。
それとあと他にも少々。

シリンダーガスケットを3つ、フロート、フロートチャンバーガスケット、15丁フロントスプロケの4つ。

シリンダーガスケット 400円前後 ×3
品番:11241-04710
フロート 1200円前後
品番:13250-04700
フロートチャンバーガスケット 300円前後
品番:13251-23010
キタコ製 Fスプロケット15丁 1000円前後

フロートチャンバーガスケットは、この前購入したのですが、会社のI氏の駆るRG50Γに必要だということで
お譲りしましたので、再度購入しました。

Fスプロケットは、待ち乗りのこ忙しいシフトチェンジから解放されたいという思いで購入。
RG50Eには14丁を装着していたので流用可能かと思っていましたが、
実際に比較してみるとΓの方が穴のサイズが大きかったんです。
ちなみにRG50EについているのはNSR50用でした。そのまま装着できます。

しかしWebikeにはΓ用の15丁以下の在庫が無いようで…
15丁は大きすぎるだろうと思いつつも購入してしまいました。

 

フロートです。ピッカピカですね。
ガソリンだだ漏れという症状は非常に気分が悪いし危険ですので即交換します。

 

キャブレターを取り外しました。スロットルワイヤーもエアクリもつけたままで作業します。
いちいち外すのも面倒ですし。

 

   

このフロートの穴からガソリンが進入するんですよね。
そもそもフロートっていうのは、ガソリンに浮いて、一定以上のガソリンがフロートチャンバーに溜まると
フロートバルブっていう小さな栓を押し上げて、ガソリンの入り口を塞ぐ役割をしているんですよ。

しかしフロートの中にガソリンが入ってしまうと、この「浮く」っていう動作を当然ながらしなくなります。
すると、フロートバルブは開きっぱなし。ガソリンがどんどん入ってきて、外に溢れてしまう…
という状態なのです。

 

   

フロートを外しました。フロートバルブは無くさないようにしましょう。
フロートチャンバーに溜まったガソリンに浸かるのがメインジェット。キャブを通過する空気が発生させる負圧で
ガソリンが吸いだされる仕組みです。メインジェットを大きくすると、吸い出される量も多くなるということです。

 

新しいフロートに交換しました。新品は気持ちがいいですねw

あとはガスケットを入れ替えて蓋をして終了です。

ガソリンを流し込んでみると、まだガソリンが流れ出てきましたが、
ドライバーの柄でコンコンとキャブを叩いてやると、ピタリと止まりました。
フロートが上手く作動していなかったようです。これで修復完了〜!
燃費のいいWOLFに変身しました!

 

 

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