作業記録12 Fスプロケット15丁化
 

キャブのオーバーフローも直って、気持ちよく走れるようになりましたが
100キロも出ない原付は、ミッションが6速あっても凄くこ忙しいシフトチェンジをしなければ
いけません。

WOLFの主な用途は通勤です。たまにぶらぶらと街を流しますが、滅多に…というか全く山へは行きません。
近くに山ないし…
ということで、このこ忙しいシフトチェンジを改善し、60キロでも静かに走れるようにしたいと思いました。

ミッションバイクの場合、Fスプロケット交換によるギア比の変更は非常に面白いです。
たいして難しくないので、走るステージによって変更することも可能です。

 

左側のエンジンカバーを外すと、このようにスプロケットが表れます。
もちろん、これはチェーンを取り外した後の様子。

 

エンジンカバーにはクラッチワイヤーが繋がっていますが、そこは気にしなくてOKです。
ワイヤーをつけたまま外してしまいましょう。
写真のように、カバーすら外す必要はありません。

 

これが純正スプロケット。サークリップで留めてあるだけのシンプルな構造。

 

うりゃ!

と、-ドライバーで広げるようにして外します。曲げてしまわないように注意!
サークリップを外す専用工具はいつも買おうと思いながら忘れてしまいます。

 

取り外したスプロケットと新品15丁スプロケット。

フロントスプロケットを「ドライブスプロケット」、リアスプロケットを「ドリブンスプロケット」といいます。

ドライブスプロケットの歯を多くすると、最高速型に。少なくすると加速型になります。
ドリブンスプロケットはその逆で、歯を多くすると加速型に、少なくすると最高速型になります。

ドライブスプロケットの方が、違いが出易いです。1丁増やすと、5キロ前後変わってきます。
つまり、15丁のドライブスプロケットを取り付けると、純正との差は3丁。
1速あたり15キロの差ができるというわけです。

1速で30キロ
2速で60キロ
3速で60キロ以上

ということです。

昔RGに16丁をつけたところ、5速2500回転で60キロ巡航(非力すぎ)できましたので
15丁でも増やしすぎだと思いますw 予想では13丁か、最大でも14丁がちょうどいいと思います。

 

15丁を組み込みました。
チェーンはぎりぎりはまりました。チェーンアジャスターを目いっぱい前方へずらします。

ガタがないかしっかり確認し、あとは元に戻すだけ。

 

走行時のインプレとしては…

やはり15丁は大きすぎましたw
1速発進時も、回転が落ちすぎて半クラ操作が必要になります。
実用ギアは3速までですね。4速からは苦しいです。5速は加速しません。スピード維持。
6速はスピードが落ちてきますw

しかし1速で25キロ、2速で55キロ、3速で75キロは出ますので
速度的には大丈夫です。1速で引っ張れるのもなかなか楽チンです。

が、まぁ恐らくすぐ純正に戻しますw これはちょっと厳しいです。

 

 

 

 

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