作業記録14 フロントスプロケット13丁化と秘密加工

この前15丁に変更したものの、出足が遅すぎて乗りにくくなったので13丁にします。
ちょうどいいタイミングで13丁のFスプロケットがヤフオクに出品されていたので、早速購入しました。

今回は写真撮影してません…
作業は15丁化の時と一緒。

インプレですが、13丁くらいがちょうどいいと思いましたw
1速でもさほど息苦しさは感じませんし、60キロで静かに走行することも可能になりました。
全開走行時もそこまでパワーバンドが外れることはありません。
ただ、5速10000rpm95キロから6速にシフトアップすると、馬力不足でスピードダウンしてしまいます。

いつもこんなに飛ばすわけではないので、この辺は無視。
いい具合になったと思います。

今日は時間が余ったので、秘密加工をしました。

キャブのボーリング加工ですw
といっても、俺流なのでかなり適当。
ドリルで内側をひたすら削っていきます。穴だけは空けないように。

 

   

完成〜

気持ち程度ですが、大きくなりました。左に持っているのが加工したキャブ。右は純正。
削りすぎたのか、若干穴が縦長になりましたが問題ないと思います。
純正が18φなので、おそらく19φくらいにはなっているでしょう。表面がでこぼこですが気にしません。

近いうちに24φのキャブを購入したいと思っていますので、その前に
キャブレターの拡大がどれほど有効なものなのか実験ということで。

要点だけ話すと、2サイクルは吸気効率を良くしてやることが一番のパワーアップにつながります。
排気ポート加工をするときも、燃焼ガスが一気にチャンバーへ流れ込むような形状を作ってやるとよいです。
この流れ込むことをブローダウンといいますが、勢い良くブローダウンさせると、より強い負圧がシリンダーに発生し、
クランクケースからの新気が一気に流れ込みます。

新気が一気に流れ込むと、クランクケース内も強い負圧になりますので、空気がキャブを通って
クランクケース内に流れ込むというわけです。
2サイクルエンジンは、このクランクケース内に引き込む力が弱いので、いかにより多くの空気を引き込ませるか…
そして、いかにより多くの新気をシリンダーに送り込めるか…ここがポイントになるわけです。

2サイクルは排気系よりも吸気系を重視しましょう。

 

キャブ口径拡大化のインプレです。

間違いなく速くなりましたw 正直、ここまではっきりわかるほど変化するとは思っていませんでした。
最初はメインジェットはノーマルの77.5を使っていました(プラグはそれでもキツネ色)が、
どうも水温が上がるし、パワーが出ていないような気がする…ということで、
物は試し、85番を入れてみました。こうすると、高回転域(アクセル開度 大)の燃料が濃くなります。

テスト走行すると、劇的と言ってもいいほど速くなってましたw。
シフトアップしても回転の上昇速度が変らないw モリモリ加速します。
プラグを見てトータルの空燃比を考えるのはちと難しいですね。アイドリングにしか使えない気がします。
実際に変更して乗ってみるのが一番だとわかりました。

またまた物は試し、ということで、今度はジェットニードルのクリップの位置を変更してみました。一段下げました。
下から2段目ですね。これをやると、全体的に濃い方向へシフトされます。
アクセルの開度が小〜中くらいが何か薄い気がしましたので…。物は試し。

すると、またまたこれが正解。中速のトルクが格段にアップしました。
グイグイ押されます。もうノーマル50ccと比較にはならなくなりました。試してよかったw


ということで、吸気効率のアップはかなり重要です。
俺のキャブは荒削りですが、ちゃんと機能してますw
キャブを通過する空気の負圧で、ちゃんとガソリンが吸い出されれば問題ないわけですし。

 

いや〜しかし
これはやはり、ビッグキャブを購入してみる価値がありそうですよ。

 

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