作業記録18 PWK28の取り付け @

1月18日の午前10時ごろに、いつもの佐川急便のおばちゃんが
ハイスロキットとサブケーブルを届けてくれました。

前日、前々日と比較的暖かい日が続いていたのに、今日はなかなか北風も強く寒いです。
天気め、俺への嫌がらせかよ…。

 

届いたのはこれです。

   

特に右のスーパースロットルSET。怪しさ満点です。ハイスロと間違えたんです…しまった…(泣)
こんな中途半端な類似品作るなよw ウェビックもちゃんと写真載せておけよ!(八つ当たり)

ええ、失敗しましたw まぁどれ位のものか、間違えて購入したついでにインプレしてみます。
予想では、こういう半端な商品は無意味です。

 

だそうです。はいはい。

 

こちらもビッグキャブ用とか記載されていません。嫌な予感満点w

 

ビッグキャブをとりつける際、純正と異なってくるのがキャブのスロットルの開き具合です。
純正がミクニの18φ(VM18SH)キャブ。取り付けるのはPWKの28φ。つまり、1センチも差があるわけです。

純正のワイヤーを使用すると、PWKには短いのでスロットル全閉にならないです。
また、仮に全閉になったとしても、純正キャブよりも1センチは多くワイヤーを引く必要があるため、
純正のスロットルを加工するか、少しのひねりで純正よりもワイヤーをひっぱることができるハイスロットルなるものを
取り付けないといけません。
市販されているビッグキャブキットというものには、専用のワイヤーとハイスロットルキットが付属しています。

以上の問題点をどうクリアするか。ここが今回の作業のポイントになります。

で、期待を裏切った上記2点w
サブケーブルはなんだか純正と同じサイズのような気がします。つまり長さが足りない。
スーパースロットルキットとかいう中途半端なものじゃ1cmも多く巻き取れない気がします。

あ〜ちゃんとPWKの取り付けはできるのだろうか。ちょっと心配ですが、とりあえず
作業を進めてみました。

まずサブケーブルを取り替えるには何を分解する必要があるのか、雨ざらし部品取り車のRG50Γで
調べてみました。

すると、スロットルサブケーブルを取り外すには、オイルポンプ側のワイヤーも外さなければいけないみたいです。
このアクセルワイヤーがサブケーブルとオイルポンプワイヤーに分岐するポイントは、
ちょうどタンクの裏側に位置しているため、タンクも取り外さないといけないようです。

結構な作業になるようです…。

 

さて、WOLFも今日から数日(下手したら数週間)間はお休みです。
今日はGで出勤しなきゃ。

 

セットアップ完了。それでは作業に入ります。
第一ステップの目標は作業が出来る状態にするところです。

 

まずはこのようにシート、サイドカウル、リアカウルをとっぱらいましょう。
シートはメットホルダーに鍵をさして右に回せば外れます。これ意外に知らない人がいます。

 

次にタンクの取り外し作業です。ちょっと面倒ですが、仕方ありません。
10mmのスパナでこの2本のボルトを外します。

 

コックはOFFにします。
あ、もちろんフレームカバーは外します。俺のWOLFは左側のカバーは面倒なので付けてませんw
左から見るとガンマ、右から見るとWOLFですw

 

フューエルラインは変な取り回しで、コック本体を外してもフレームで引っかかりますので、ホースを抜く必要があります。
RESのホースになるのかな?手前にあるのでこちらを抜きます。プライヤーでしっかりホースを潰しましょう。
ガソリンがだだ漏れるのは結構危険です。
俺は非喫煙者ですが、愛煙家の方はここで引火しないようにしてください。火気厳禁。

 

こんな具合にメクラ栓をします。ボルトをねじ込めばOKです。
ちなみに写真のものは、車のブーストコントローラーです。アクチュエーターに送る空気をこれで逃す…まぁいいやw
工具箱にたまたま入っていてサイズもぴったりなので、こいつを使うようにしています。

 

コック本体を取り外しました。

 

キャブへ繋がるホースも抜きましょう。コックまわりはこれでOK。

 

そしたら今度はOILキャップを取り外します。ガソリンくさいので、タンクのキャップは元に戻しておきます。

 

この時点でタンクはがたつきますが、ここに曲者がいます。
オイルタンクはガソリンタンクにくっついています。ボルト2本で留まっているんです。
手をいれにくいですが、スパナで回してボルトを外して下さい。左右1箇所ずつです。

サービスマニュアルにはここは外さず、オイルタンクのホースを外してガソリンタンクにつけたまま一緒に
取り外していますが、分離させておいた方が楽です。

俺はたびたびガソリンタンクを外すので、このオイルタンク固定ボルトは外したままです。
なんら支障はありませんので。

 

そしたらガソリンタンクを外します。コックがフレームにひっかからないように注意しながら外します。

 

外すとこんな風になっています。

 

タンクは水平になるように置いておきましょう。

 

次にオイルタンクの取り外しです。タンク底に繋がっているホースはオイルポンプへ繋がっています。
タンクをどかすには、このホースを抜かなければいけません。

ということで…

 

新品のガソリンホースを切って、ボルトを埋め込みました。メクラホースです。

 

完璧。一滴もこぼしませんでした。

 

あとこのオイルレベルセンサーにつながる配線を引き抜きます。
これでオイルタンクもどかせるようになりました。

 

このようになります。ここで第一ステップ完了。

 

この中で、スロットルケーブルが分岐しています。
こいつをバラバラにして、サブケーブルを交換するにはオイルポンプワイヤーを
一度外す必要があるわけです。そこまでが第二ステップ。

引き続き、がんばります。

 

 

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