作業記録19 PWK28の取り付け A

 

サブスロットルワイヤーを交換するためには、ここを分解しないといけません。
構造上、分解をするにはサブワイヤーをキャブ・オイルポンプから外してやる必要があります。

それでは第二ステップです。
あ〜めんどくさいw

 

まずはオイルポンプ側のワイヤーを外してやります。
まずはダイナモカバーを取り外しましょう。

 

オイルポンプはこの中に格納されています。このカバーを取り外すためには
チェーンを外したほうが作業しやすいです。

 

リアのアクスルを緩めて、タイヤを前へ押し出してやります。
チェーンが弛むはずです。

 

そしたらスプロケットを取り外します。
面倒なのでスプロケットごと外しましたw

 

オイルポンプカバーのネジをドライバーで取り外します。
固着している場合もありますので、ナメないように慎重に…
取り外したカバーはブレーキパーツクリーナーで綺麗にふき取ってやりました。
こんなに綺麗になりましたw

 

   

オイルポンプです。ワイヤーが繋がっていますね。
右の写真はアクセル全開時です。

このポンプに繋がっているワイヤーを取り外しましょう。白いストッパーでワイヤーが固定されている構造です。
プライヤーなどでそっと抜いてやります。

 

これがストッパー。

 

ワイヤーがこのようにフリーになればOKです。
続いてキャブの方のワイヤー。

 

キャブの頭の部分をひねってやると、このように取れます。

 

この状態にして下さい。構造をよーく観察すれば出来ますw

 

以上のステップを踏んでようやくこいつを分解できます。

 

オイルポンプ・キャブにワイヤーが繋がっていると、ここまで引きずり出せないんですよね。

 

あとは簡単、引き抜くだけです。これが純正のスロットルサブケーブル。
ちょっとKITAKOのものと比較してみましょう。

 

上端をそろえると、下端はこんな状態です。
アウターが少しだけ短くて、ワイヤーは同じ長さです。
絶対取り付けれないやないかw

さて…困りました。

 

う〜ん…とりあえず付けてみるか…

 

まずは、キャブ本体をエンジンに取り付けます。取り付けにはこれが必要です。

 

ぴったりはまりました。改めてPWKがどでかいと実感。

 

純正キャブを取り外して…

 

   

はめ込むだけ!でかすぎw
フロートの出っ張りがクランクケースに干渉しています。3mm程度削った方がよさそうです。

キャブ本体の取り付けは物理的にギリOKでした。
問題はワイヤーなんだよな〜…

 

とりあえずやってみることに…。
ワイヤーを通して…

 

このようにバネと戦いながらワイヤーをスロットルに固定します。
この時点で既にワイヤーが足りていない気が…

スロットル取り付けにものすごい苦労しました…(汗)

 

で、本体にスロットルを取り付けて、いざサブケーブルを分岐点に取り付けようとすると…

 

 

目いっぱい引っ込んでますw 絶対取り付けれへんやないかw
ワイヤーを引っ張っても、キャブのバネに引っ張られてすぐこのように戻ってしまいますし、

 

思い切り引っ張っても、このカバーよりも短いのです。
つまり、分岐点に取り付けることが不可能なんです…。

後でよーく考えたら、こちらの分岐点を先に取り付けて、後でキャブの方に取り付けるしか方法がない
ということがわかりましたが、いずれにせよワイヤーの長さは足りません。

 

で、悩みに悩んだ結果、こうなりました。

 

新品サブケーブル、ご臨終ですw
アウターを剥ぎ取ってみようと試みたのですが、こんなに頑丈に作られているとは思わなんだ…
作業が進まないイライラ度急上昇ですw

 

また悩みました。苦労の連続です。
さて…どうするべきか…

要は、PWKに合った長さのワイヤーがあればいいということ。
ワイヤーなら自転車屋に行けば何か手がかりがあるかもしれない!
ということで、急遽自転車屋に直行しました。

 

こんなものを購入する羽目に…(泣)
ワイヤーと、ワイヤーエンドキャップ、それにワイヤーキットです。
ワイヤー・ワイヤーエンドキャップだけでOKですが、一応保険ということでキットも購入。

これが代用できる!という確信もなく、なんとかなるかなぁ…どうだろう…という不安で満ち溢れたままの
購入です。自転車屋で30分くらい悩んでました。エンドキャップも、ほしい物とは実際違います。
代用の代用ってところです。

ワイヤーのアウターは純正のものを使って、ワイヤーだけ自作してみようと思います。

ワイヤーって切断するのに非常に苦労しますが、ライターで熱して焼き戻ししたら綺麗に切ることが出来ました。

 

   

アウターは純正。ワイヤーは自転車用ですw このストッパー?の部分がでかい…
右の写真は純正ワイヤー。

 

このままじゃはまりませんので、スロットルの穴をリューターで拡張しました。

 

もーなんだか意味不明です。自転車ワイヤーのストッパーは大きいので、PWKの頭の部分の穴は通りません。
取り付けの順番ですらパズルちっくになってきました。

 

分岐点の真ん中あたりの長さで切断しました。この適当さが原因でまた苦労する羽目に…

 

このようにエンドキャップでストッパーを作ろうと切ったり潰したりして頑張りました。
しかし大きすぎて穴を通せません。でも、無理にストッパーを小さくしていくと
圧着力が弱くなって易とも簡単にポロッと外れやがります。この時点でイライラは頂点にw

 

なんとか大丈夫かなぁ〜…と無事に分岐点に取り付けても、アクセルをひねった瞬間に
ポロッとストッパーが取れるんですよね…
やっぱり無理なのかなぁ…

今日はそうこうしているうちに、出勤の時間が来てしまいました。TIME OVERです。
続きは明日やります。それまでじーーーーーーっくり作戦を練っておきます。

 

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