作業記録2 マフラーの固定
 

前回の作業で、マフラーのフランジボルト穴の欠損が判明しましたね。

見事に右穴が穴じゃなくなってます。

で、これをどう解決するか考えました。

・他の場所に穴を空けて固定する → スペースがない ×
・バイスのようなもので固定する → 非現実的 ×
・溶接する → 溶接機持ってない ×
・ネジ穴を修正する → 難しいと思う △
・ボルトナットで固定する → なんとかなりそう ○

以上の結果がでてきました。

最後の「ボルトナットで固定する」案はアドバイスを受けてひらめきました。伊藤さん、あざーす。
これなら削ればいいし、削る工具は持ち前の工具でなんとかなりそう。

一晩計画を練った結果、この方法で修正することにします。

まず、欠損している穴の根元を削り取り、ナットが入るスペースを作る。
そして、マフラーとシリンダーを挟むようにして固定させてやる。

これでうまくいくと思われる。

で、早速作業開始します。
こんな感じで作業していきました。

 

   

右側の画像のように、赤い部分をごそっと削りとります。
ここの部分にグラインダーやドリルを届かせるにはスペースが無さすぎたので、
ラジエターとマフラーを外してやりました。
※外し方はこちら(作成中)

最初はドリルで少しずつ削ってみましたが、ものすごくやり辛い上に殆ど削れないので
グラインダーのパワーを借りることにしました。

クーラントの穴にはちゃんとガムテープを貼って、鉄粉が入らないようにしましょう。

使用するのはこちら。makita製ディスクグラインダー。12000円くらいでした。

作業スペースがかなり狭い上に、鉄粉がものすごい勢いで飛んでくるのでゴーグルとマスクは必須です。
間違っても指を巻き込まないようにします。鉄が柔らかく思えるくらい簡単に削れる威力ですからね。

 

作業すること10分…

 

   

完成です!このようになりました。

あとはナットで締め付けて終わり。
見事に固定されました。排気漏れ無し!最高最高。

で、あとはラジエターを戻して水を入れて終わりです。

 

※インプレッション※

ただ修正しただけなのでインプレという表現は変かもしれませんが、とりあえず走ってみました。

まず、静かですw 以前よりは全然。タンクの下から白煙が上がってくることはなくなりました。
しかしあまりパワーが出ていないような感じ。加速が全然です。
頑張って7〜9千回転回しても、少しずつしか加速しないんですよね…2ストのドッカンさがない…

帰宅後、よーくみてみるとチャンバー(マフラー)の底がひび割れていました。
ここから排気漏れしていました。僅かですが、煙が漏れています。マフラーのせいかもしれませんね。

 

次回は部品取りΓのマフラー移植してみようと思います。

 

 

 
 
 

HOMEBACKNEXT