作業記録5 ΓのシリンダーをとってみたYO
 

さて、悲しい気持ちを払拭しここからは前向きにいかなければなりませんね。
初めてバラす腰上。期待と緊張でドキドキです。

こいつのエンジンを分解します。腰上だけね。
WOLFに移植してやります。シリンダーとピストンとヘッドを。

ついでにピストンリングも新品に交換しよう!ということで純正品を注文しました。2本セットで2000円弱。
ピストンを固定するピンは再利用厳禁ですので、これも注文。1個80円ほどを2個買いました。
行き着けのバイク屋が無いのでここを利用させて頂きました。かなりオススメ。

この2品以外にも必要・不必要なものをいくつか発注しておきました。
1週間程度で届くとのことなので、エンジンは今日ばらして、その後届くまで違うことやります。

と、いうわけでとりあえず作業開始。

最初は丁寧に丁寧に作業を進めていきました。
プラハンマーでコツコツと叩き、結構固着していたヘッドをガバッと外します。

ピストン発見。

と、順調な作業はここまで。問題はシリンダーでした。
どんだけハンマーで叩いても外れる気配なし。さすがに20年経過したバイクだけあって固着しまくってます。

みなさんご存知の通り(?)、俺は短気ですのでさっそく我慢の限界に達しましたねw
「うおおぉぉぉぉ!シリンダーめ、俺様にたてつきおって!木っ端微塵にしてくれるわぁっ!!」
とは言ってませんが、かなりイライラしてきましたw

どちらかというと、イライラよりも焦りかもしれなかったですねw 外れなかったらどうしよう…!!みたいな。
でも本当にビクともしなかったので、小さな-ドライバーをシリンダーの付け根に当てて
金槌で押し込んでやりました。無理やり引っ剥がす方向で…。

多少の傷はこの際仕方がないです。だって本気で固着してんだもんw

ガツンガツン!、ゴンゴン!と頑張ること15分…

 

外れた〜!想像してたよりも全然綺麗です。

画像は既にピストンも外しています。シリンダーを外した喜びにシャッターを切るのを忘れてましたw
とにかく外れてよかった…ベースガスケットは強力に引っ付いてますので、オイルを塗りつつ
-ドライバーで削りました。これまた地道な作業で大変…。

終わったころには3時間が経過していました。

 

こちらが取り外したシリンダーとヘッド。
ヘッドガスケットは紙製ではないので綺麗にはがれました。再利用可能です。

これがピストンとピストンピン。目立った傷もなくまだ大丈夫ですね。

これがリードバルブ。混合気の逆流を防ぐ弁です。折れ曲がりを防ぐためにガイドが付いています。

確かヤフオクにΓ用のカーボンリードバルブが出品されていたような気が。
検索してみると、ありました。1000円です。しかも近くの南海部品さんの出品。
引き取りOKとのことでしたので、これもついでに落札しておきましたよ!

 

とりあえず、ここから先の作業(WOLFのシリンダーはずし)は、発注した純正部品と
カーボンリードバルブが到着してからですね。

その間に取り外したシリンダーにサビが出来ないように、全体にオイルを薄く塗っておきました。
さらにオイルを染み込ませたタオルで包めば完璧!念には念を重ねて保存、と。

早く到着しないかなぁ!

 
 
 

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