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作業記録8 WOLFシリンダー交換(前半)
今日はいよいよピストン、シリンダー交換をやります。 スナップリング×2・ピストンリング・キャブレターガスケット・シリンダーガスケット・シール×2の6点です。 ピストンリングは2個で1セット。2000円前後です。 早速、この前取り外したΓ用のピストンのピストンリングを交換します。
ピストンリングを取ったところ。指でガバっと開いてやります。再利用しないので大胆にいきましょう。 で、取り付けるときの注意が2点あります。 注意点1:新ピストンリングは極力広げない というものです。 リングをはめ込むときは、ピストンにはまる必要最低限の大きさに広げて、上の溝からはめていきます。 また、リングの切れ目の左右どちらかに「N」と小さく刻んであります。その面が上になります。 この2点、気をつけましょう。
とりつけ完了〜。ピストンをコンロッドに組み込む前に、リングをつけておいたほうが楽です。
さてさて、シリンダーを交換しますか。
タコメーターワイヤーを外します。
プラグを外しました。
冷却水を抜きましょう。ここがドレンボルト。
ちょっとずつでてきます。車体を軽くゆさぶってやりましょう。
ラジエターシュラウドを外します。
ラジエター本体を外します。左右に1箇所ずつで留まっています。
このラジエターホースも外しましょう。ちょっと冷却水が出てきますが、たいした量ではないのでOK。
最後にマフラーを外します。ここまで結構面倒でしたw
シリンダーに着手します。まずはヘッドの4箇所のナットを緩めます。均等に緩めていきます。
やはりそう簡単には外れてくれませんでしたw しかし、ゴムハンマーで叩いてやると…
意外に簡単に外れました。ウォータージャケットが汚い…これ一度も水交換してないんじゃないのか?
シリンダーを外す前の準備です。キックを手で回し、ピストンを下死点まで下げてやります。 で、下げたらシリンダーを外します。
びくともしません。ハンマーでガンガンやっても外れません。 ガンガンやること15分…
外れた〜…ふぅ。 ガスケットはご覧の通りビリビリですが、Γほどこびりついてはいませんでした。
取り外したピストンとコンロッド小端部のベアリング。
フランジは見事に欠損。これじゃぁ使いようがありません。
ここまでが、取り外しの作業でした。 次は組み込みの光景とインプレッションです。
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